2月 22, 2011

日本を変えたいと言うのなら

エジプトの革命に刺激されて世界各国、日本でもデモが行われているが、日本でのデモによる抗議は効果が薄い。

もしやるのならもっと戦略的に、理論的に使うべき。
事前に取ることができた対抗策はたくさんあったはずだ。
シャイな一般の日本人はその程度では動かすことはできない。

どんなに冷静さを装っても、事前の準備が不十分なデモは、農民一揆みたいなもので希望を勝ち取ることはできない。
万が一勝ち取ることができたとしても、感情が発端の行動では長続きはしない。

もし、本気で日本を変えたいと思うのなら、本気で日本の未来を憂いているのなら、体を張るくらいじゃ足りない。

自分の人生を賭けても変えられるかどうか、ならば自分の人生すらツールとして考え、未来の日本人の為の踏み台にしてもらう覚悟が必要だ。

戦争で死んでいった日本人のように。


デモで体を張って怪我をして、大変だと思う。

でも、それに対抗する企業の社員、デモ対策に雇われた人達、現場の警察官達。
彼らは、心からデモを止めたくて止めてると思っているのか?

社員や雇われた人たちは自分や家族が生きるため、警察官の中にも純粋に日本の治安を守りたいという人が少なからずいる。
根本の動機から間違っているわけじゃない。

ともに、それぞれの正義を振りかざして争っているんだ。

本当に争うべきは??



罪を憎んで人を憎まず。人を憎めば争いは終わらない。
変えるべきは日本のシステムだろう。

デモで争っている日本人達のエネルギーを、日本のシステムを変える事に向ければ本当に日本は変われるかもしれない、と強く思います。

同じやり方で成功しないのなら、やり方が悪いかもしれない、と自らを疑わなければ。
その勇気が持てないのなら成功することはないだろう。

デモに参加されている方には、耳障りなことを一方的に書き連ねてしまい、申し訳有りません。

僕も日本を変えたいという気持ちを持っていて、そのために自分に何ができるのか常に考え行動してきたつもりです。
そのなかで自分の経験から、感じたことを率直に綴りました。

どうかご容赦ください。

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