3月 08, 2011

天然染色に対する誤解

天然染色に関して偉そうなことを言える立場では無いのですが。。。

最近聞きかじったことで、目から落ちた鱗をブログに貼っ付けようと思いまして。


天然染料の染物というと、なんとなく淡い色というイメージがあると思うんですが、けしてそういう事ではないんですねー。
僕も勘違いしてました。

確かに淡い色の方が「何とも言えない色」感はあるんですが、それは敢えて薄い色にしてるか、何回も使った染液で染めたものか、適当な仕事の結果薄くなっちゃったかのどれかです。

ちゃんとした染料で、ちゃんと手順を守って染めれば天然染色でも濃く染まるんです!

そして、世界的に評価が高い染色というのは、濃い染色なんですね。


まぁ、淡い色が好きな人もいるので(僕もそうですが)悪いという話ではなくて、
「天然染色=淡い」は間違いということだけはっきりさせておきますw


ところで!

天然染色の好きな所は、やっぱりその土地で採れる染料で染められるということですね。
その土地でしか採れない染料があり、その土地特有の織り柄がある。

ローカル色がわかりやすいというか、食べ物や住居や音楽と同じようなものだと考えています。

伝統文化でもあるし、遊びを加えることもできるし、リミックスすることもできる。

そして、持ち運べるというのもいいですねー。
さすがにでかい機織り機は持ち運べないけど、腰機であればグレゴリーのリュックに入れてどこでも持っていけます。

持ち運びできる自己表現のツールとして、これから流行らないかなw

あー、明日が楽しみ。早くこないかな。

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