1月 31, 2011

時間は戻らない

日本の政治ニュースを見てると切なくなってくるのは僕だけですか?

足のひっぱりあい、権力、利権争い。

いいお年を召されたご老人方が欲望を剥き出しでいらっしゃる姿を見ると、ね。

まだ一応若く、無責任な僕なんかは、怒りと諦めと無力感のような、未だに割り切れない感情になってしまうのです。

日本人として認めたくありませんが、はっきりと言ってしまうと日本の政治はダメだと思います。

日本に限らず、今まで都合の悪い情報を庶民に隠して政治を摂ってきた国は少なくとも今の何でもオープンにされてしまう社会には対応できないのだと思います。

日本中どんな田舎でも情報が手に入る時代に、どんなに人の良さそうな顔をした選挙ポスター貼っても、投票する(かもしれない)のは情報に疎い人だけでしょう。

要は嘘や隠し事ができない時代ってことで。

さぁ日本は、僕はどうしましょう?って話ですが、政治的に言えば地方分権をどんどん推し進めるしかないと思います。国から県へ、県から市へ、市から民間へ、民間から個人へ。

結局、国の力ってのは個々人の力の集まりだってことを再認識して、(僕達一般庶民が普段やっている)自分にできる精一杯のハッピーのおすそわけをしながら生きていくしかないんじゃないかと。

日本で革命は無理ですから、地方分権と名前を変えて、権力を少しずつ国から地方、個人へと移していって、気が合う奴ら同士で自然に産まれるコミュニティを作って、住みやすい環境で個人の能力を最大限発揮することがひいては日本の為になるのではないのかな、と思っています。

もちろん、日本の国土、国民を守るための自衛隊や警察は、日本を代表して日本政府が指揮をとればいいと思いますが。

その方が、地方ごとに特色がでて、日本中を旅行しても飽きないですから田舎で観光客が少ないとか嘆くことも(高速道路が無いからだ!なんてとんちんかんな言い訳をすることも)無くなるのではないでしょうか。

というわけで僕は、遅かれ早かれ日本は地方分権が進み経済的にも文化的にも個人の力、個人の責任という時代が来るんじゃないかと思ってまして、そんな時代でもハッピーに過ごせるようなライフスタイルを作ろうとしている訳です。

キーワードは、衣食住+情報の自給自足。

local+rhythm =地方(個人)+律動

think globally,act locally! って感じで生きていきますよー。

時間はもとには戻りませんから、今がスタートラインと思って前に進んだり進まなかったりするしかないですね!

さー、明日からスペイン語の先生が来てくれます。
今日はお昼から、2ヶ月ほど借りるかもしれない物件(ってワンルームの部屋だけど)を大家さんと見に行ってきます。

サンフアンで仕入れたハンモック、帽子、服、小銭入れなんかを極力自分でも使おうと(耐久性とか色落ち具合のチェックという言い訳にして自分が身に付けたいだけ)自分用にいっぱい買っちゃったから、早く部屋を借りてハンモック使いたくてしょうがありませんw

次回予告!グアテマランハンモックの上からブログ更新!

1月 29, 2011

サンフアンにもどってきました

草木染めの街サンフアンにもどってきました!

今日は草木染め教室に参加して、明後日からスペイン語の勉強も再開できます。

2月10、11、23、24、25 日はグアテマラの草木染め界のレジェンドコジマ先生のワークショップに参加させてもらえそうな感じですー。やったねー!

こんな機会はなかなかありませんなー!

あ、そしてサンフアンで部屋を借りれそうって話しも出てきましたw

この流れでそろそろ住民票とれるかもしれません。そりゃ無理か。

1月 26, 2011

手放しブームと今を生きる人達

最近僕のまわりで、にわかに手放しブームが来ているみたいです。

昔買って(貰って)今は使ってないけど、思い入れがあってなかなか捨てられなかったものなんかを、思い切って手放す!

という、言葉で言えばそれだけの話なんですが。

手放し祭、手放し市、物々交換会。名前は違えど最近そんなような趣旨のイベントがよくあります。(豊田、岡崎だけかな?)

かくいう僕も今回、日本を離れる前に自分のものをとことん処分しました。
服やら本やら写真やら雑貨やら。

中学生の頃からずーっと好きな、僕にとってかけがえのない音楽が入っているCD達も。

手放す前は軽くビビっていた喪失感もなく、単純にスッキリ清々しい気分でした。


人それぞれ、手放し理由は違うと思いますが、僕の場合は「今を生きやすくするため」って感じです。

モノにはその人なりの思い入れがあって、それはそれであっていいものだと思うのですが、思い入れが大きすぎると、知らず知らずのうちに視野が狭まり、心がとらわれてしまう事があります。

「心がとらわれてしまう」と本当に大切なことを忘れちゃったりしてしまうのです。

僕が自分で大事にしようと思っていることは「心の平穏」「中庸である事」「直感を信じること」「公平であること」「オープンな心」「ロックであること」、そんな感じです。

逆にそうならないようにしようと思う事は「先入観を持つこと」「悪い感情に突き動かされること」「ロックじゃない」、そんな感じです。

しかし、物に囲まれて生活していると、物(とそれにまつわる思い)を失うことを恐れるあまり、心が波立ったり、心を閉ざしたり、直感を無視してしまって、それで余計にバランスが崩れてしまったりと悪循環に陥ることがあります。

また、自分はこういう人間のはずだ、こう生きるべきだ、と決めてしまう基準はだいたい過去の自分の見たこと聞いたこと、経験に基づいていて、無限の可能性を自分勝手にせばめてしまったりと。


僕にとっては、モノを手放すことで「過去の自分の殻」から「今の自分の魂」を解放して、「今の自分」になれる。
なんか禅問答のようですが、伝わってますでしょうか?

そんなようなことで、「手放すこと」が今を生きる人達にウケているような気がします。


ところで、僕の経験として「今の自分」で「今を生きる」と、時間の感覚がおかしくなってきます。
過去がどうでもよくなってくるというか。


そして少しずつ、自分を俯瞰することで、自分と自分以外のあらゆるものがどこかで一つに繋がっているかのような感覚。


言葉で説明することが難しくて、このように言葉で説明しようとすると宗教っぽくなってしまいます。

だから、言葉だけでなく、生き方そのもので表したいというのが僕の秘めたる思いなのです。

こういう形に無いものを言葉で表すことは、野暮でかっちょ悪いと自分でも思うのですが(音楽で表現できたらかっこいいのにね~)、そこを敢えてチャレンジするのも、僕なりの今を生きるってことで!!

1月 25, 2011

ペイパル

ってみなさんご存知でしょうか?

めちゃくちゃ簡単に言うと、海外で広まっている電子マネーみたいなものです。

それが去年頃から日本に本格進出してきていて、僕が密かに注目している決済方法でもあります。


日本では法律の問題や昔からの商慣習で広まりにくいと言われている決済方法のようですが、上記の障壁が解消(抜け道?)されれば、お財布ケータイなんかが広まっている日本人の間にも普及するとみています。


さて!なぜ僕が注目しているかと言いますと、これが流通業界のグローバル化には欠かせないものと考えているからで、流通業界のグローバル化とは世界中の「モノ」(モノを媒介とした文化も!)がEメールを送るかのようにやりとりができるということだと思います。

itunesで音楽を買うみたいに世界中のモノが買えるようになるってかんじでしょうか。

きっと、巨大資本はこのようなツールを使って自分たちのモノ、文化で濁流のようにかつ、人の良さそうな顔をして、小さなローカルな資本の文化を押し流そうとすることでしょう。

しかし、このツールは使い方次第でローカルな文化と文化を直接結びつけることができるツールでもあると思います。

今まで大手資本を介さなければできなかったような途上国からの輸出が現地の人主導でもできるようになるわけです。

海外への輸出に際し、実務上現地の人に必要なものは「パソコン」「ペイパルアカウント」「語学のスキル」それから、「営業スキル」といったところでしょうか。

パソコン、ペイパルアカウント、語学のスキルは現地の人でも得ることはできると思うのですが、営業力、お客さんを見つけて、買ってもらうことは、現地の人主導では難しい。

おそらくここに大手資本がつけこんでくるのでは。

それに対し消費者の立場として何ができるのでしょうか?


今までは大手資本の営業力、通貨決済力で牛耳られていた途上国の製品ですが、ペイパルの出現によって僕達日本人でも世界各地それぞれの通貨で売られている現地の製品を、大手資本の仲介なしに、家に居ながらにして日本円で買うことができるようになるわけです。

十数年前からフェアトレードという言葉があり、日本でも知られてきているものと思いますが、現地の人から直接買うというのは、究極のフェアトレードといってもいいかもしれません。

僕が言いたいことは、自分が稼いだお金を何に使うかということはとても大事な事で、資本主義の考えでは、その人の価値観そのものと言ってもいいかもしれません。(もちろん、人間それだけで生きている訳ではなく、あくまで現実に世界の大半を覆っている資本主義の中での話です)

日本という国は、国内では日本円で経済が回っていて、コミュニケーション方法は日本語という時代が昔から続いてきました。

消費者からすれば、海外製品を買う場合でもすべて日本語と日本円で買っているわけです。

しかし、これからはそれは一つの選択肢であって絶対にそうしなければいけない訳じゃなく、生産者から直接買うという選択肢もあるので、自分で考えて自分にあった買い物をしようぜ!って感じです。


日本ならばパソコンと現地語(か英語)が買い物ができる程度に使えれば、現地の人から直接買うという究極のフェアトレードが個人レベルでもできる時代なんだということを知ってほしいのです。

当然、思っていたより品質が悪いだの騙されただの、というように感じることもあると思います。もしそう思ったなら次から買うのをやめればいいと思います。

きっと、いろんな人のレビュー読むなり、情報を集めてだんだん自分にあったいい買い物ができるようになってくるでしょう。

お金を使うということは、エネルギーの受け渡しであり、使い方によっては諸刃の剣にもなりうる訳です。
だからこそ、慎重に、自分のお金(エネルギー)はどう使いたいのか、自分のお金(エネルギー)が誰の手に渡るのか、それは自分の本当に望んでいることなのか、よーく考えて使うべき時代が来ているのではないでしょうか。

おしまい

1月 23, 2011

生き方についてかんがえてみた

目標は、「世界中どこにいても衣食住とコミュニケーションに困らない人」w


”行きたいときに行きたいだけ行けばいい。学校じゃないっちゃけん。”ーー原田郁子
いい言葉だなぁ、と思います。
(酒蔵でライブをやったとき、お客さんのトイレ問題に対する発言から引用)

自分の行きたいところに行きたいときに行きたいだけ行って、そこでやりたいことをやりたいときにやりたいだけやろうと思っています。

今はそうした方が何かと上手くいくような気がしてます。


3、4年前に、姉から「あんたは人の意見をまったく聞かないから、いつかでっかい落とし穴にはまるよ」
って言われたことがあり、当時はすごく反発したんですが、今は変なコダワリがとれて、何があってもフラットな精神状態を保てるようになってきて(恋愛関係を除く)、やっと人の意見を素直に聞けるようになってきました。よかったよかった。

変なコダワリ(=見栄、コンプレックス、トラウマが核となった頑固なやつ)がある状態で行きたいところに行きたいだけ、やりたいことをやりたいだけやっちゃうと、きっと行き着くところは欲望の塊のような精神状態と身の破滅。

人様にも多大なご迷惑をかけることになったでしょう。

でも、今なら。



「あるがまま」に
自分の直感のベクトルの向く方に

ゆるゆると流れ流され
どこにたどり着こうが

どこにもたどり着かなくても
構わない。

こだわらず
直感をはたらかせ

あるがままに
生き、

死ぬ。

そんな生き方をしたいです。

今日もいい天気だ~




1月 22, 2011

Hotel El Sol

世界一美しい(らしい)アティトラン湖(lago de Atitlan)湖畔の街パナハッチェル(panajhachel)に来て一週間くらい経ちますが、ずーっと同じホテル(と言ってもドミトリーですが)に泊まっています。

それが、タイトルにあるホテルエルソル(Hotel El Sol)。
ちょっと、ルが多いですがw日本人の旅行者ならここに泊まっとけば間違いない!
自信をもってオススメいたします。

どこがオススメポイントかといいますと、
まず、部屋もロビーも庭も綺麗で明るい!もう、床とかピカピカです!

そして、コーヒー、紅茶、温泉がフリーです。温泉?
yes!ONSEN!(のお風呂。ちゃんと硫黄の匂いがします)

グアテマラは火山国なので、温泉が出るのです!でもグアテマラ人はもともとお風呂に入る習慣がないので、温泉を引っ張ってきてお風呂に使ってるところは他に無いそうです。(ちなみにパナハッチェルはもともと水道自体が温泉です)
おまけにタオルまでタダで貸してくれます(この心遣いが嬉しい)

野外イベントでドラム缶風呂を設置してしまうくらいお風呂好きな僕としては、もうそこで狂喜乱舞です。

トドメに、日本食が日本の食堂より安く食べられてしかも旨い!
僕はだいたい簡単に自炊(というよりマクドナルドばりのファストフード)してますが、野菜不足の為か、一時貧血ぎみになりフラフラになりましたが、野菜炒め定食(約500円)により復活しましたw

ドミトリーは一泊約500円で、個室もちゃんとあるので一人でも二人でも団体でもOK!
有料で無線LANも使えます(端末の性能か、スマートフォンは電波の入りが悪くロビー周辺しか使えませんでした。ノートPCは大丈夫!)
長期滞在者には割引もあるそうです。
VISAカードも使えるので(僕のように)現地通貨がなくなっても大丈夫!

快適すぎてホテルから一歩も出ないようになっちゃったくらい快適です。
最近猫のはなちゃんとも仲良くなってきましたw

と、なにやらホテルの宣伝ばっかりになってしまいましたが、ほんとに出歩いていないのでしょうがない!

現地通貨が下ろせるようになったらまた湖を渡って草木染めの村、サンフアンでスペイン語と草木染めと手織りの勉強を再開しまーす。


明日はアメリカ在住グアテマラ人のロドリゴとロドリゴのお兄さんが遊びに来てくれます!
日本人としてこの二人にお風呂の入り方を指導してやらねば!
テルマエロマエに出てくる日本人になった気分ですw

それでわー、あでぃおーす!

1月 21, 2011

お初です

今までずーっとmixiで日記を書いていたんですが、何を思ったか今さらになって自分でブログを作り始めてしまいました。

mixiのリンクから来てくださった方、こっそりと引越ししてみました。
これからもよろしくおねがいします。

mixi以外から来てくださった方、初めまして、よろしくお願いします。
プロフィールは結構オープンに書いてますので、連絡とりたい方はfacebookmixiからどうぞ。



それにしても、ブログってのはちょいと凝ったモノ作ろうとすると、途端に難しくなるんですねぇ。
今時そんなことはみんな知ってるんでしょうか?

僕はそんなことも知らずにブログなんてmixi+ペイントソフトみたいなもんだろー、なんて思いつつ取りかかってみたら躓きまくりましたよー。
ブログパーツってなにー?HTMLってなにー?

結局やったことはサーチ&コピペなんですけどねw
それでも僕は一晩かかりましたー。

がんばって作って結構愛着もあるので、意外と長続きするかもしれませんねw

テーマは特に無く、自分の身近で起こったことや自分が感じたことを綴っていきたいと思います。

別に誰に宛てたものでもありませんが、ただいまスペイン語勉強中ですので、日本語+スペイン語のバイリンガルなブログとか夢(のまた夢かも)ですねー。

右っ側の写真はGuatemalaのsan juan la lagunaという村で作っているグアテマラ織りの製品です。

天然染料を使ったグアテマラ織は現在では珍しく、僕が一目惚れして買えるだけ買ってきたものですw
こういう色大好きなんですよねw

カタログっぽくしてみたつもりですが、ネット販売には対応しておりませんので(オイ!)
メールか電話で直接対応いたします!(基本的に1点もの、か2点ものですので売り切れの際はご容赦を~)

実物を見たい方(というか、ぜひ見てほしいのですが!)は愛知県豊田市のchomozaというお店に置いてもらう予定ですので、そちらでじっくり見てやってください。(きっと来週中くらいには店頭にならぶかな?)

と、まぁそんな感じで自分のアンテナにひっかかったものをたぐりたぐりしながら生きております。

話の締め方がわからないので、今日はこのへんで。

アディオース!